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時代列屋 梵 和小物、リサイクル着物/白川御蔭

        〜ものに触れる。歴史に触れる〜

京都文化博物館の向かいに、
長年大切にされてきたものたちが集まる店がある。

Pro Antiques “ COM”

古い町家を改装した店内で、
古道具や古家具の修理、販売を行う。
箪笥やテーブルなどの大型家具から、
照明器具などのインテリア小物、
陶器やガラス器などの食器類まで、
時代や様式に限定されない様々なものたちがところ狭しと並ぶ。

良質の素材に高い技術力。
昔のものには、使い捨てではなく長く使える「良いもの」が多い。
そんなものたちに向かうときの姿勢は「真剣勝負」だ。

古い道具=骨董品=高価な鑑賞品という観念にとらわれない。
年代や作者を見極めながら骨董品を選ぶような難しさを無くしたい。
あらゆる知識や先入観を取っ払って本当に良いと心で感じるもの、
好きなものを普段の生活の中で使ってほしい。
店内全ての商品に値段を表記し、またキャプションを添えたり、
大きな家具にはカルテを付けたりと工夫をしているのはそういった思いからだ。
日常的に使いやすい手ごろな小物から、ずっと大切にしていきたいと思わせる家具など、
まず興味を持って手にとってみてほしい。

スタッフの中には文化財修復に関わるメンバーもいるという程、
修理に関してはプロフェッショナルだ。
古いものを修理して再び使うことで、ものに宿る思いを途切れさせない。
時間を経るとともに増していく素材の味わい。作り手の技術や情熱。
そして使い手の思い入れや愛情が、次の世代へと受け継がれていく。
時代を「つなぐ」者として、過去に、そして未来に恥じない仕事をしようという高い意識と強い意志が商品から伝わる。

「ものの価値」とはどこにあるのか。「良いもの」とは何なのか。

若い人たちにも、もっとものに触れ、ものについて考えてほしい。
ものの歴史を知るとは、人物伝や年代記のような教科書に載る歴史を学ぶことだけに留まらない。
人々の実際の生活の中での時間の積み重ねが、結晶としてものに蓄積する。
その「宝石」を、ものとの生活を通して見つけ出すことでもあるのだ。

絶対的な価値なんてない。
自分にとって価値のあるものが、他の誰かにとっては価値のないものかもしれない。
様々なものとの出会いを、人との出会いや別れ、
恋愛や友情といった経験のように自分の人生の一部として大切にし、
自分なりの“見る目”を育ててほしい。
それは自分の糧となり、自分を成長させてくれるものだから。

今の自分自身を見直すきっかけを、 Pro Antiques “COM” で見つけてみたい。(羽柴)

インフォメーション

住所:

〒 604-8183
京都府 京都府京都市中京区三条高倉上がるコムハウス01 地図へ

TEL:

075-254-7536

FAX:

075-254-7536

URL:

http://www.old-mall.com/com/index.html

営業時間:

12:00-21:00

定休日:

毎週水曜・火曜不定休
取材日:2007.07

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